和菓子やアイス「あずきバー」を販売する井村屋の長期保存型ミニようかんです。
コンパクトで手軽に持ち運びができ、非常食にはもちろん、登山やアウトドアのカロリー補給におすすめです。
「えいようかん」を実際に購入し、食べた感想と写真を紹介しています。
約5年6ヶ月の長期保存の非常食
2008年から発売されている井村屋のヒット商品「えいようかん」。発売当初の保存期間は約3年でしたが、開発を進め、2019年10月以降は約5年6ヶ月の長期保存が可能となりました。
定期的に保存食の賞味期限チェックは必要ですが、5年もあれば余裕があります。軽量、コンパクトで防災バックに入れやすい大きさです。
えいようかんシリーズは2種類。「えいようかん」と「チョコえいようかん」です。
災害時を想定したパッケージ
1本60gが5本入りの「えいようかん」を購入しました。
パッケージは災害時でも扱いやすい、細やかな工夫が施されています。
長期保存に耐えられるよう、箱は強化ダンボール、表面には撥水コートを使用しています。
パッケージは小豆色で、ひらがなで大きく「えいようかん」と書かれています。子どもでも読みやすく、ひと目で何なのかがわかります。
箱には点字の表示もされており、暗闇や目の不自由な方が判断できるように工夫されています。
右上には備蓄食料の表示である「備」のマークが付いています。
マークは、停電時など暗闇で発見しやすいよう、懐中電灯の光を反射する「ホログラム」を採用しています。
パッケージの裏には災害用伝言ダイヤル(171)の利用方法と、賞味期限が表示されています。
災害用伝言ダイヤルは、災害時に自身の無事を知らせるときや、家族の安否確認をするときに役立ちます。
箱の側面には原材料、内容量、保存方法等が記載されていました。
原材料は「砂糖(国内製造)、生あん(小豆)、水あめ、寒天」。アレルゲンフリーです。
アレルギーを持っている場合でも安心して食べられます。
箱の上側にはカロリーと、QRコードが記載されていました。
カロリーは1本(60g)あたり171kcalです。1本食べると、ご飯一杯分のエネルギー補給ができます。
箱の開け方・中身
開け口は2箇所ありました。
上側の開け口は、セロテープどめではなく「つめ」が付いていました。長期保存を考え、改ざん防止機能付きのロック型差し込み口です。
開封すると、すき間無くぴったりようかんが収まっていました。箱を横にしても、ようかんの形が崩れる心配が少なそうです。
上から取り出すと、箱の形が崩れません。残りのようかんをそのまま保存できます。
箱の真ん中にも開け口がついています。
こちらは開けやすいように、ジッパー加工(切り取り線)されてます。ピリピリと簡単に開けられました。
個包装を取り出してみました。小さいサイズに対して、ずっしりと重さがあります。
個包装は開封をしなければ、賞味期限はそのまま5年間です。個包装の状態で持ち運びはできますが、形崩れには注意したほうがよさそうです。
側面には原材料名やカロリーが表示がされていました。
食べた感想
開け口はパッケージの裏です。手でつまみをひっぱるだけで簡単に開けられます。
つまみをひっぱり、ぐるりと一周するとフィルムが外れました。残りの包装を外します。
持ち手部分は包装を残し、ようかんを上に押し上げながら、いただきました。
片手でサッと食べられ、登山やサイクリング、スポーツにも重宝しそうです。
中身のようかんをお皿に出してみました。
フォークを入れるとスッと切れ、適度に柔らかいです。子ども(3歳)にあげてみると、簡単に噛み砕いていたので、小さいお子さんでも食べやすいと思います。
すっきりとした自然な甘さで、水分を多くとらなくても大丈夫でした。非常時にほっとするおやつになりそうです。
通販・購入情報
「えいようかん」の商品情報
商品名 | えいようかん |
販売者 | 井村屋株式会社 |
内容量 | 60g×5本 |
サイズ | 1箱:縦86mm×横82mm×高さ37mm |
原材料名 | 砂糖(国内製造)、生あん(小豆)、水あめ、寒天 |
原材料に含まれる特定アレルギー物質 | 使用なし |
カロリーと栄養成分 | 1本あたりのカロリー:171kcal、 |
賞味期限 | 製造日から約5年6ヶ月 |
保存方法 | 直射日光、高温多湿を避けてください。 |
原産国 | 日本 |
価格 | 5本入り500円台〜(購入価格は594円) |
JANコード | JA1116600190S |